5ピン・オペアンプのピンレイアウトに注意!
前のお知らせで「安価ながらバイアス電流が少ない」ということでTL071Hを紹介しましたが、シングルの5ピン・オペアンプでは8ピンのオペアンプのようにピンレイアウトのルールは決まっていません!
「注意!」というのはこの点です。TL071Hではパッケージサイズが選べますが、これによりピンレイアウトが違ってきます。つまり、多少広めのランドパターンを起こし、「大小どちらのチップでも対応出来るように」といった設計は難しくなります。
同じSC70というパッケージ製品でも、TL071HとAD8565はレイアウトが違って「使い分ける」ということも出来ません。
当然ながらパッケージは1種類しか選べない製品も多いです。
また、同じメーカー品でも電源の正負が逆だったりします。これは通電で一発アウトですから特に注意が必要です。
製品の袋等にシッカリと注意書きを貼っておかないと危ないです。